日本初開催の「AI・スマート住宅」専門展示会で、驚きの製品を発見

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2018年12月12日(水)から14日(金)まで、東京ビッグサイトにおいて日本初の専門展示会である「第1回AI・スマート住宅EXPO」(公式WEB⇒ https://www.aihome-expo.jp/ja-jp.html)を開催した。本展は、「第3回スマートビルディングEXPO」「第3回[高性能]建材・住設EXPO」「第1回施設リノベーションEXPO」と合同の展示会(総称:住宅・ビル・施設Week)となっており、3日間で合計28,465名が来場。来場者数は前回に比べ19%増となり、会場では活発な商談が行われていた。

【開会式】住宅・ビル・施設業界のトップ43名が参列!

初日に行った開会式では、三菱地所(株)代表執行役 執行役副社長 谷澤淳一氏、清水建設(株)常務執行役員 那須原和良氏、大和ハウス工業(株)取締役常務執行役員 濱隆氏をはじめ、住宅・ビル・施設業界を牽引する企業のトップ43名が壇上にずらっと並びテープカットを行った。そしてその光景に1000名以上の観衆が集まるという、盛況なオープニングセレモニーで幕を開けた。

スマートホーム・IoT関連製品が多数出展!

今回のイベントではパナソニック、日栄インテック、積水化学工業、清水建設、アズビル、竹中工務店など約350社が出展。その中から、ほんの一部を紹介する。

パナソニック(株)

パナソニックは、IoTやAIを用いたスマートホームシステム「AiSEG2」を展示。パナソニック製品はもちろん、他社製品にも対応し、スマートフォンや専用コントローラーから一括制御ができる。AI機能により翌日の天気予報を確認し、AIソーラーチャージャー機能でエコキュートを効率よく利用することができる。ブース内では、2019年10月から対応開始予定の音声コントロールのデモンストレーションも行った。

日栄インテック(株)

IoTスマートホーム事業から配管支持金具や立体駐車場の昇降機まで幅広く手がける日栄インテックは、スマートホーム関連製品を数多く展示。「スマートミラー」はAndroidを搭載した鏡。普段は鏡として利用できるが、Wi-Fi接続をすることでWebブラウザやGoogle App Storeなどのコンテンツを楽しめる。身支度を調えながら動画や音楽を楽しむことも可能で、スマート家電との連携も行える。このほか、スマートホーム家電の操作を可能にするゲートウェイや、コントローラーなども展示されていた。

(株)アクセルラボ

不動産Tech、IoT、AIを駆使して住空間を快適にするサービスを提案するアクセルラボ。多くの来場者が興味を示していたのは、低予算で住空間をスマートホーム化できるキット「allysa.play」。ゲートウェイとなる「Smart Station」に必要な機能を持つモジュールを追加していくことで、簡単にスマートホームを実現することができる。LEDライトやスマートロック、Wi-Fiカメラ、温湿度・照度センサーなどのモジュールがそれぞれ単体で用意されているので、予算や需要に応じて揃えていくことが可能だ。

凸版印刷(株)

凸版印刷のブースでは、IoTやクラウドシステムを使った最先端の建材を紹介。位置を検知する床「ロケーションフロア」や文字や絵といった視覚的情報を表示する壁「インフォウォール」、足下に埋め込まれた測定器で体重や体脂肪などを計測できる「ストレスヘルスメーター」などは、来場者の関心を惹いていた。

アズビル(株)

建造物のオートメーション事業を中心に展開するアズビルは、ビル向けのクラウドサービスをメインに紹介。セキュリティ、エネルギー管理や設備管理業務の効率化、IoTを駆使したビルのオートメーションシステムなど、クラウドサービスと連携した最新のサービスを数多く展示。単なるビル管理の業務効率だけではなく、利便性を高めることによる建物価値の向上を永続的に提供することができるサービスに、来場者の関心が集まっていた。

(株)竹中工務店

総合建築事業を手がける竹中工務店の展示ブースでは、既存のビルをIoTやクラウドサービスを活用してZEB化するコンセプトモデルの掲示や、リノベーションの事例紹介などをメインに紹介。また、ビルディングストックの包括的再生計画を提案する「エンジニアリング・ドクター」や、働き方改革を見据えたオフィスビル再生のプロジェクトなどの紹介も行われていた。

デルタ電子(株)

デルタ電子のブースでは、IoTを用いた総合ビル管理システムの紹介が行われていた。IoTを駆使することにより、これまでよりも効率よく省エネルギーでのビル運用が行える。また、スマートビルディング関連の各種システム例を展示。ビルシステムと統合した「インテリジェント照明」では、クラウドシステムや人感センサーなどを使い、ビル全体の照明を制御できる。

併催セミナーも充実! 3日間で6,736名が聴講


併催セミナーは、3つのコース「住宅・ビル・施設コース」に分かれており、それぞれの専門家が熱心に聴講していた。

住宅コースでは、コネクティッドホーム アライアンスが「日本の暮らしにAI・IoTでイノベーションを! ~AI・IoTで実現する次世代住宅を目指して~」と題して、次世代住宅の在り方、提供すべき価値について講演。シャープが「スマートホームにおける人に寄り添うAIoTの進化」と題して、シャープが提案する人に寄り添うIoTを紹介した。

ビルコースでは、竹中工務店が「スマートビルにおけるIoTを活用したソリューション」と題して、IoT化の進むスマートビルにおけるソリューションの取組みについて、クラウドを利用したエネルギーマネジメントなどの事例を交えながら紹介。アズビルが「IoT時代に進化する最新のビルディングオートメーション」と題して、来るべき超スマート社会Society5.0に向け、オートメーション技術とIoT・AI・クラウドとを融合し、安全・快適・達成感のある建物・コミュニティのあり方を提案した。

次回は規模を拡大して開催! 計500社が出展

次回は2019年12月11日(水)から13日(金)東京ビッグサイト青海展示場で開催。前回に比べ150社増の計500社が出展を予定している。また、本展は9月大阪、12月東京と年2回開催している。9月のインテックス大阪でも開催する本展に今後も注目だ。

展示会公式HP⇒ https://www.aihome-expo.jp/ja-jp.html

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