人によって違う言い方も自動学習しWebサイトへの設置も容易─チャットボット調査②L is B AI-FAQボット

注目を集めているチャットボットサービスのレポートの第一弾として前回はNTTドコモ社のFAQチャットボットを紹介した。

今回はチャットボット調査の第二弾としてL is B社の「AI-FAQボット」の利用レポートを行う。

目次
・AI-FAQボットの概要
・利用料金
・AI-FAQボット管理画面
・対応しているUI
・実際にチャットボットを作ってみる
・チャットボットの応答を確かめる
・まとめ

AI-FAQボットの概要

AI-FAQボットはL is Bが2018年7月9日から提供を開始したサービスである。L is Bはビジネスチャット「direct」やチャットボット開発環境「daab SDK」などの提供を行っており、その中で培った知見を元にAI-FAQボットを開発した。

AI-FAQボットの持つ特徴としてExcelでQAのリストを作成し各種の設定項目も所定のEXCEL内に記入しWeb上の管理画面からアップロードするだけでチャットボットを構築できる。

チャットボット導入後の回答精度向上のための手間を減らすために人によって変わる言い方の揺れを学習する機能や問い合わせ数がどれくらいあったかのランキング表示も行えるようになっている。

利用料金

料金は
初期費用:30万円~
月額費用:6万円~50万円
となっている。コール数などでの従量課金はないが、一番安価なminiプランでは登録できる回答数が100問までとなっており、登録上限を増やしたり分析ツールや同義語を登録可能にするオプション機能を利用する場合は初期費用と月額費用が段階的に増加する。

AI-FAQボット管理画面

AI-FAQ管理画面
AI-FAQボット管理画面
AI-FAQボットの管理画面はまずホームに契約状況やチャットボットの運用フローが表示されている。基本的にはここに掲示されているフローに従えばチャットボットの構築が完了するようになっている。
AI-FAQアカウント管理

管理画面上でAI-FAQボットを利用するためのアカウントを作成することができ、編集権限や閲覧権限をそれぞれ付与することができるため、チャットボットに関わる人間の急な増員や役割分担も契約変更の必要なく自分の手でアカウントの追加や権限追加が行える。

次ページ:実際にチャットボットを作ってみる

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