ウェザーニューズ、IoT・花粉観測機「ポールンロボ」の設置者を募集開始

株式会社ウェザーニューズは、花粉症対策に取り組むコミュニティ「花粉プロジェクト2019」の開始に先立ち、来春のスギ・ヒノキ花粉シーズンに向けてIoT・花粉観測機“ポールンロボ”を設置できる方の募集を開始した。対象は、沖縄県を除く全国の一般家庭、医療機関、企業、学校など。応募〆切は11月25日(日)を予定。

“ポールンロボ”は、自宅など生活圏内の花粉飛散量を自動分析し、目の色で現在の花粉飛散量を知らせる。観測したデータは、ウェザーニューズに1分ごとに自動送信され、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」にてリアルタイムに無料公開し、毎日の飛散予想や通知サービスなどの対策コンテンツに活用する。

来春の花粉飛散量は、東日本を中心に6年ぶりの大量飛散となる恐れがあり、症状の悪化や新たに発症する方が増える恐れがある。ウェザーニューズは、辛い季節を少しでも楽に過ごせるよう、“ポールンロボ”による花粉観測データと一般の方々から寄せられる花粉症の症状報告をもとに、花粉症対策に役立つきめ細かな情報提供に努めていくという。

花粉数をリアルタイムに24時間監視、目の色で大量飛散をお知らせする“ポールンロボ”

ウェザーニューズが開発した“ポールンロボ”は、自宅やオフィスなどに簡単に設置できる花粉観測機で、無料で貸与される。

“ポールンロボ”は直径約15cmの球体で、人の顔に見立て、目、鼻、口がかたどられている。口の部分からは成人の呼吸量と同量の空気が吸引され、人の呼吸時に吸い込むのとほぼ同量の花粉を観測できるように設計されている。花粉をリアルタイムに観測するのが特徴で、花粉数に応じて目の色が「白」「青」「黄」「赤」「紫」の5段階で変化するため、設置場所の花粉飛散量がひと目でわかりる。

“ポールンロボ”の観測データは、インターネット回線を通じて1分ごとに自動送信され、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」で無料公開するほか、花粉の飛散予想や花粉症対策のコンテンツにも活用される。

なお、今年は有線LAN版・無線LAN版に加え、セルラー版を取り揃えており、設置者のネットワーク環境に合わせて希望のタイプを選べる。

地域密着型!日本最大級の花粉観測網を展開~みんなで花粉症に立ち向かう「花粉プロジェクト2019」~

2005年から始まり、2019年で15年目を迎える「花粉プロジェクト」は、花粉症対策に取り組むユーザー参加型の取り組み。全国のご家庭や企業などに、独自開発した花粉観測機「ポールンロボ」を約1,000台設置し、空気中に含まれる花粉をリアルタイムに自動観測する。

一般的な花粉観測方法では、スライドガラスに24時間で付着した花粉を顕微鏡で数える「ダーラム法」が主流となっているが、情報の更新に時間がかかり、1日単位での飛散量しか把握できない。また、観測しているのは限られた病院や自治体など、各都道府県で1施設程度。

ポールンロボ”の設置例
ポールンロボ”の設置例

【関連リンク】
・ウェザーニューズ(WEATHERNEWS)
ポールンロボ設置者募集ページ

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